連日、夏・甲子園の熱戦が繰り広げられていますよね。
そんな中、いじめ・暴行問題で話題となっている広陵高校ですが、実は今年5月に、広陵高校野球部OBが逮捕された事件がありました。
一体、どんな事件だったのか調べていきます。
広陵高校野球部OBが逮捕
不同意性交の疑いで逮捕
2025年5月、車中で15歳少女にみだらな行為をしたとし、不同意性交の疑いで大阪商業大学(大商大)の蜷川大選手が逮捕されたと報じられました。
蜷川選手は「行為は覚えているが、16歳未満とは聞いていない」と、容疑の一部を否認。
その後、理由は明らかにされていませんが、6月に不起訴処分になったようです。
実は、蜷川選手は広陵高校野球部OBでした!
ここにきて、広陵高校の「いじめ・暴行」問題が話題となったことで、この逮捕事件が改めて注目されています。
広陵野球部OBの逮捕報道だっただけに、広陵野球部や監督・コーチの教育方針などが一層注目を浴びる結果となりました。
逮捕前日にはチーム優勝
逮捕前日、大商大は関西六大学野球春季リーグで優勝を果たし、7連覇を成し遂げていました。蜷川選手も試合に出場していたようです。
春季リーグが終わった翌日の逮捕になったのは、なにか警察の配慮があったのでしょうか。

被害者とはどんな関係だった?
被害者の15歳少女とは、SNSを通じて出会ったと報道されています。
車内で行為に及んだようですが、車で少女を家に送る途中に「降りるか体で払え」と迫ったとも噂されています。
事件報道に対する周囲の声
広陵 中井監督は
中井哲之監督は蜷川選手のことを「広陵史上でもトップクラスの捕手」と讃えて、中井監督自身が送り出しただけの人間性にも信頼を寄せていたそうです。
それだけに、その評価と期待が今回の逮捕報道で裏切られたようにも感じられる関係ですね。
SNSでは「中井監督に泥を塗る結果になった」「指導者としての見極めに責任は?」といった声も広がっており、学校関係者やファンからの信頼関係まで揺らいでいる印象があります。
野球関係者からは
大学野球界でも、今回の事件は衝撃として受け止められています。
「大商大は関西六大学春季リーグを制したばかりの名門校。強肩捕手の逮捕は、広陵から大商大への選手ルートにも深い影響を与えかねない」と現場は懸念している声もあるようです。
しかも、蜷川選手はプロ注目の存在だったため、今回の事件はスカウトや球団関係者にも大きな影響を与えたようです。
大学日本代表の強化合宿に参加するなど、選抜候補に名を挙げる活躍があっただけに、大変残念です。
まとめ
蜷川選手の逮捕報道、不起訴の決定、そして広陵高校を取り巻くいじめ・暴行問題は、学校が抱える構造的課題が浮彫になったのではないでしょうか。
広陵高校では、教育方針の徹底や再発防止に向けた見直しが早急に求められていると思われます。
第三者による調査や、被害生徒へのケア体制の強化を急ぎながら、透明性を高める取り組みが信頼回復につながるはずです。
今後も注目していきましょう。