三代目J SOUL BROTHERSの今市隆二さんが起こしたタクシートラブルが報道され、話題となっています。
報道によると、2025年4月に東京都内のタクシーで運転手に暴言を吐き、腕を引っ張るなどの暴行があったとして、今市隆二さんが書類送検されました。
トラブルがあったのがタクシーということで、「ドラレコの映像や音声が本当に残っているのか?」と気になっている方も多いかと思います。
そこで、事件の詳しい経緯とタクシー業界におけるドラレコの事情を踏まえながら、映像・音声の証拠があるのかを探っていきます。
三代目JSB今市隆二さんのタクシー内トラブルとは?
発端となった報道内容の概要
2025年4月、東京都内を走行中のタクシー内で、今市隆二さんが運転手に対して暴言を吐き、腕を引っ張るなどの暴行行為があったと報じられています。
飲食店を利用後、知人男性とタクシーに同乗していたタイミングで、アクリル板を叩いたり運転手の腕をつかむなどの荒々しい行動に及んだと報じられました。
そして、所属事務所LDHは、謝罪と示談に応じたと報告、本人に対して報酬返上や自宅謹慎など厳正な処分が下したことを明かしました。
この一連のトラブルは、今市隆二さんに対して高い信頼感を持っていたファンや世間にとって衝撃的だったはずです。
事件当日の状況とタクシー側の主張
タクシー運転手側は、乗車中に被害を受けた内容を元に「明らかに不当な対応だった」と主張しています。
報運転席と後部座席の間にあるアクリル板を叩いたり、腕を掴んだりという報道されたことが事実だとすれば、車内はかなり緊迫した状況だったと思われます。
また、タクシー運転手の代理人(弁護士)によれば、「運転手に非はなく、一方的な暴行だった」と強調されており、今市隆二さんとはまだ示談は成立していないようです。
・今市氏と被害者のタクシー乗務員との間に従前の面識はありませんでした
引用:レイ法律事務所
・今市氏は、いわゆる流しの状態のタクシー車両を利用しました
・被害者のタクシー乗務員が、行先指示や経路を誤った、今市氏の言動に反論や反抗した、今市氏を刺激する言動を行った、今市氏と口論になった、今市氏から接客態度を指摘されたという事実は一切なく、今市氏から一方的に行為を受けました
・被害者から、今市氏や所属芸能事務所に対して、示談金や解決金等の名目を含め一切の金銭請求や金銭提案をしたことはこれまでなく、金銭目的で被害届を提出した事実もありません
・被害者は、当職らに初めて相談する前の事件当日、警察署に被害申告をしていました
・今市氏からは、代理人弁護士を通じて、謝罪及び示談提案がありましたが、現時点において示談は成立しておりません
タクシーのドラレコ映像・音声は存在するのか?
ドラレコ映像や音声は存在するのか
代理人弁護士の声明では、
当職らは、車載カメラ映像を確認し、被害者の上記認識が車載カメラ映像と合致していること、乗務員としての接客態度に問題がなかったことを確認しております。
引用:レイ法律事務所
と述べており、ドラレコ映像が存在することは間違いないなさそうです。
しかしながら、現時点では、このドラレコ映像や音声データについて公開されたものはありませんでした。
今市隆二さんとの示談が成立していないことから、公開が抑制されているのかもしれませんね。
いずれにせよ、ドラレコ映像が捜査の重要なカギになりそうです。
タクシー業界でのドラレコ設置の実態
東京都内を走るタクシーでは、ドライブレコーダー普及率が非常に高いという報告があります。
東京都特別区や武三地区では、法人タクシーの車両で外側カメラが99.74%、内側カメラが97.85%に達しているというデータが示されています。
つまり、安全対策の一環としてほとんどの営業車にドラレコが搭載されている状況です。
今後の展開と世間の反応
所属事務所や本人の対応・謝罪の可能性
所属事務所であるLDHは2025年7月31日、公式サイトでコメントを発表しました。
LDHは謝罪と示談が既に成立したことを伝え、さらに今市隆二さんに対してはコンプライアンス委員会を開き、報酬返上と自宅謹慎を含む厳正な処分を実施したと報告しています。
ファンや関係者への信頼回復に向けて、今後も誠意のある対応を続ける姿勢を示しています。
この先、追加の謝罪や公の場での説明があるかどうかは未定ですが、公式声明では既に必要な対応を行ったというメッセージが明確に発信されていますよね。
芸能人の過去のタクシートラブル
芸能人や著名人がタクシー運転手とトラブルを起こした例はいくつか確認されています。
過去の事例を振り返ると、酒に酔った状態で暴言や暴行に及んだケースが中心です。
まず、元サッカー日本代表の前園真聖さんは2013年、都内でタクシー乗車後に運転手に対して殴る蹴るの暴行を加え、現行犯逮捕されました。
その後、謝罪会見を開き「酒に酔っていて記憶がない」と釈明しましたが、被害に遭った運転手への深い反省を示しました。
次に、M‑1王者となったお笑いコンビ「ウエストランド」の河本太さん(40)は2022年、酩酊状態でタクシー運転手に暴行を加え、腕に噛みつくなどの暴力行為があったと報じられました。
河本さん自身も前歯が抜けるなど双方に被害が出たとされており、非常に物議を醸しました。
こうした過去のトラブルに共通しているのは、いずれも泥酔状態で運転手への攻撃が生じた点です。
今市隆二さんのケースも、同種の構図を持っており、酒による理性の喪失が行動を引き起こした可能性が高いと考えられます。
公の場でタクシー車内の映像や録音が公開された例は極めて少ないですが、記録があった場合には真相解明に直結する証拠になることは間違いありませんね。
まとめ:ドラレコの有無が真相解明のカギ
今市隆二さんのタクシートラブルにおいて、車内のドラレコ映像はおそらく存在するものの、現時点で第三者が確認できるものはありませんでした。
運転手の代理人は、映像記録を確認したうえで運転手に落ち度はなかったと主張していますし、映像こそが事実関係の判断において重要な証拠になると語っています。
そのため、映像や音声が公になることはあまり現実的ではありませんが、真相に迫るうえで映像証拠は極めて強力です。
映像や音声の存在が確認されれば、事件の実態に対する理解は飛躍的に深まるでしょう。今後の続報が注目されています。